先週ぐらいから、DATA Saberの認定プログラムにチャンレンジしています。
予想以上に夢中になってしまい、学習リソースのすべてをつぎ込んでいる状態です。
そんなDATA Saberについて今回は紹介したいと思っています。
DATA Saberって何ですか?
そもそもDATA Saberって何でしょう。
公式ページより抜粋すると・・・
DATA Saber - Journey of Expanding Data Intelligence
データに溺れかけている世界を その剣で守り導く救世主
カッコいいですね。
真面目に書くと、BIツールであるTableauのコアユーザ向けの認定資格です。
Tableauってなんですか?
そもそもTableauとは何という話もあるのですが、こんなグラフがらくらく作れて、共有できるツールです。
データドリブンな意思決定には欠かせないツールではないでしょうか。
ちなみにTableau Publicといういわゆる無料版があり、Web上に作ったものを公開するプラットフォームもあります。
興味がある方はお気軽に触れる環境があります。
Free Data Visualization Software | Tableau Public
どういう資格なんですか?
- それぞれテーマが異なる全10種の問題に全問正解する
- 所属する組織内とパブリックな活動を一定以上行う
ことで、資格を取得できます。
この辺はよくある内容かなとは思います。
ですが、ちょっと変わっているところが、この資格なんと 師匠 に弟子入りすることが必須なんです。
師匠というのはすでにDATA Saberの資格を取得されている人が対象で弟子自らコンタクトを取って弟子入りします。
この辺はDATA Saberの旧名称である、Tableau Jediはこの辺の仕組みを指して命名されたんでしょうね。
いわゆる私は今、パダワンなわけでございます。
(公式にはApprenticeと呼ぶようです)
ちなみに勘のいい方は、なんとなく察していただけると思いますが、このブログも
所属する組織内とパブリックな活動を一定以上行う
活動の一環でございます。
都合、あと2記事ほど、上がると思います。
なるべくコミュニティに貢献ができるような記事にしたいなぁと思っています。
始めたきっかけ
挑戦を始めた動機は、Tableauを使いこなせていない感からでした。
普段の業務では細かい権限制御ができるCSVエクスポートツールとしか使われておらず、豊富なビジュアライゼーションの機能を使いこなせていない自覚がありました。
(いわゆるTableauのアンチパターンである、やたらと列数、行数が多いクロス集計表を量産していました)
これはまだいい例ですが、こんな感じの表です。
多少学習が進んだ今では、現役バリバリのレポート達はちょっと皆様に公開するには恥ずかしい感じになってきています。
Data Drivenな仕事をしたい
業務システムを構築してデータは溜まってきたものの、それを活用しきれていないという課題感がありました。
データの活用方法をユーザに聞くのではなくて、開発者自らデータを分析してユーザに伝えられないといけないのではないかと最近考えています。
その為のデータ分析の考え方をデファクトになりつつあるTableauなりの世界観から学べるのは、かなり魅力的でした。
資格取得には単にTableauの機能を覚えればよいのではなく、
DATA Saberを目指す者は、自身の 【DATAのその先の世界を見通す技術力】と【Data Driven Cultureを伝え、人々を導く力】 を試練を通して証明する。
の記載の通り、Tableauが提唱する世界観を人に伝えられなければならない。
ビジュアライゼーションのデザイン論から書くユーザへの接し方まで、まさしくData Drivenとは何かを包括的に学んでいくカリキュラムになっています。
すでに環境は万全であった
また、幸運なことに社内に万全といえる環境が既にあったこともきっかけとして挙げられます。
社内に既にDATA Saberの認定を受けた社員が数名おり、Data Driven Cultureを広めるゼミ(社内サークルのような制度です)が毎週開催されいる状況でした。
そこのゼミ長にこれまた偶然お誘いをいただき、私の課題感とばっちり一致した結果Tableauの世界観にどっぷりな感じになっています。
既に場があるというのは、非常に幸運であり先駆者には、感謝してもしきれないと思っています。
カリキュラムの魅力
全10種の問題ですが、Tableau公式の豊富なドキュメントからYouTubeでの解説動画まで読み切れないほどのコンテンツがあり
それぞれすべてが目からウロコな内容ばかりです。
また、各課題はほとんど選択方式の問題で構成されているのですが、この問題の難度が絶妙で、何度も上記のコンテンツを何度も読み返すことで突破できるものや、師匠も含め他のApprenticeと情報交換することで初めて気が付くことなど、かなり夢中になって時間を無限に溶かせる仕組みです。
ここの中段ぐらいから問題が覗けるので、興味がありましたら。
DATA Saber - Journey of Expanding Data Intelligence
今後のtakeda_sanにご期待ください
ちなみに、上記のサイトにTableauで作られた課題の消化具合の進捗表が貼られている。
もちろん私は今挑戦中なので、ここに進捗が表示されているわけです。
何かでお会いした際には、 進捗どうですか?
と煽っていただければ幸いです。