はじめに
技術書典 応援祭で、『コーポレートエンジニア一年生』ご購入いただきました皆様。
本当にありがとうございました!
買ってくれる人がいるのか不安でしょうがなかったのですが、そんなことは杞憂だったようで胸をなでおろしておるところです。
そもそも、同人誌というのは、いくらかリアル会場の魔力ありきでホイホイ買ってしまうものだと思ってました。
なので、電子書籍だと買ってもらえるのかなと…
始まってみれば、自分でも表紙から気になるものをチェックして即買いできる環境に思わず数冊買ってしまっておりました。
どのようにして書いたのか
テクニック的なところではなくて、こんな感じで書いてたなぁという話です。
執筆期
2019年末に箱根のドミトリーなお宿を取りまして、心は文豪で執筆を開始しました。
ここのお宿が本当にいいところで、温泉はついてるしスタッフの方は親切だし、広いキッチンで調理し放題だしで最適な環境でございました。
ここで過ごした数日でほぼ現行のドラフトは完成しました。
イラスト期
文豪は無事、本文執筆を終えたのですが、次はイラストを描かねばなりません。
(そういえば、文豪ってワープロあったね)
こんな感じのアイコントーク方式の部分があるので、登場人物分の顔アイコンと表紙を書いていきます。
イラストを描くのが、下手ながら好きなので自分で書くことにしたのですが、これが大変で…
素材としてイラストを描くととにかく枚数をやっていく必要があるので、途端に作業感が出てきました。
最初は6人*表情差分4つを書こうとしていたのですが、心が折れて一種類ずつの4人に減りました。
それに合わせて本文のアイコントーク部分も4人に書き直し。
この高度に柔軟な変更も、自分ひとりでやっているからできる技です。
枚数をこなしたので、ちょっとイラストが上達したかもしれない。
表紙がおもったよりうまく書けてご満悦。
おわらない見直し期
無事、本として最低限のものができました。
最後に推敲して、より読みやすい本にする必要があります。
これが沼でした。
- 全体を通して読む
- 足りない部分を書き足す
- 全体を通して読む
- そうしているうちに書きたいことが増えて書き足す
- 全体を通して読む
- 足りない部分を書き足す
- そうしているうちに書きたいことが増えて書き足す
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というループがありまして、本文の量が当初想定の2倍に膨らみました。
おかげさまで書きたいことがほぼ書ききれたと思っています。
反省点
期間中にあんまり宣伝できなかったことが、ちょっと心残り。
期末の繁忙期というのもあったんだけど、VRゲームに忙しかったというアレでした。
とはいえ、どれも趣味なのでバランスとっていこうぜというという気持ちです。